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​活動目的

 メンバー全員がものづくり、特に自動車に興味を持ち、日々の活動を楽しみながら頑張っています。ものづくりの楽しさやむずかしさを感じたり、自動車への知識、考えを深めたり、社会で自動車やものづくりに携わっている方から貴重なご支援、アドバイスを頂いたりしています。

 これらを通じ、最終的には挑戦への達成感を味わうことはもちろん、個人の自発性や積極性を育て、将来社会に貢献できる人材へと成長することを目標として考えています。

活動内容

 自動車に関する知識、ものづくりや工業に関する知識を学び、レーシングカーの目標設定から、それを実現するための設計、走行、評価とその計画管理をすべて行います。具体的には3DCADを用いての設計、CAEソフトを用いてFEM解析、流体解析、機械加工や溶接を行います。

 また、できたものを実際に測定評価し、次年度車両の目標設定や計画に役立て、よりよい車両づくりを目指していきます。さらに、これらの活動のために必要な部品、材料、工作機械、設備などをご支援いただくためにスポンサー交渉も行っています。

 学生フォーミュラ大会はただ速い車をつくれば勝てる大会ではありません。走行性能も当然ですが、設計プロセスや製造コスト、さらにはマーケティングについてのプレゼンテーショ ン審査もあり、「ものづくりの総合力」が問われるものです。より深い知識や広い経験を身につけるため、大学の講義の合間の時間を縫ってこの活動のための勉強に時間を費やしています。

 また、他の大学とも協力して勉強会や走行会を開催して互いに切磋琢磨し、上位入賞を達成するために日々努力しています。

今までの歩み

 2004年大会で学生フォーミュラを知った当時のメンバーが興味を持ち、有志を募り活動を開始しました。スポンサーの支援を頂きながら開発を進め、2005年末より設計をはじめました。

 第4回大会で初参戦し、16 位(ルーキー賞1位)と好成績を収めました。参戦2年目となった第5回大会ではメンバーが3人に減りましたが、スポンサーの支援の下、8位(加速性能賞2位)と躍進しました。2008年の第6回大会では完走する事ができず、総合成績は24位にとどまりました。

 第6回大会の後、メンバーは2人に落ち込みチーム存続が危うくなったため、2カ年計画を実行し、チームの建て直しを図りました。そして2009年、2010年と確実に新メンバ ーを獲得し、新たなチームで第8回大会に臨みましたが、成績は51位にとどまりました。大会を経験したメンバーも増え臨んだ第9回大会は車輌トラブルに見舞われ、42 位と悔しい結果でした。

 第10回では5年ぶりの全種目完走を果たしたものの総合成績24位と上位校との違いを感じさせられました。第11回大会でも全種目完走を果たし総合成績16位でした。第12回大会では全種目完走を果たしましたが、総合成績は 19 位と順位を落とす結果となりました。

 そして前回、第13回大会ではセッティング不足により完走を遂げることができず、45 位という結果に終わってしまいました。今年度はこの結果を十分に反省し、今年度に生かします.。
 

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